S.H.さんは、高知県にある大学の文系学部を2023年に卒業後、新卒でパートナーへ。
入社1年目にOracle社が提供する認定試験Java BronzeだけでなくSilverも取得し、新人研修でも高い成績を収めている優秀なエンジニアです。
ビジネススキルやコミュニケーション能力が高く、お客様や上長からも高い評価を得ています。
いったいどのような考えで、エンジニアという仕事に取り組んでいるのか、詳しいお話を伺いました。
Q
そもそもなぜ、エンジニアになろうと思ったのですか?
A

就活の際、「資格」を伴う職業としてITに強い興味・関心が出てきました。


就職するまで実家のある高知県で過ごし、大学は人文社会学部で哲学を専攻。エンジニアはもちろん、IT業界とは無関係の世界にいました。
実際、就職活動を始めた時、特にやりたい仕事や就職したい会社があったわけではありません。きっかけは当時、高校生だった妹です。
大学に進んで、公認会計士を目指すという夢を持っていました。
既に妹が将来のキャリアプランを持っていることに、大きな刺激を受けました。

一方、私は資格というものに縁がなく、運転免許証くらい(笑)。それで、仕事と結び付く資格に対する憧れの気持ちが芽生えてきました。
就活で資格を伴う職業を考えた時に、IT(職業としてのエンジニア)に興味・関心が出てきたというわけです。

どのような資格を取ろうかとIT系の企業を探していく中で、パートナーを見つけました。
その中でもパートナーは研修が充実していると知り、「未経験の私でも、エンジニアになれるのでは?」と思いました。
Q
数ある会社の中で、パートナーに入社を決めた理由は何ですか?
A

話をじっくりと聞いてくれ、気持ちに寄り添ってくれる担当者の存在が大きかった。安心して働ける会社だと実感


一番の理由は、面接をしてくれた担当の方が、私の話をよく聞いてくれたことです。
他の会社では質問をして私が回答する、そして次の質問をして回答する…、ということの繰り返し。私の話の中身を受け流されている感じがしました。
それに対して、パートナーの担当者は私の話をじっくりと聞いた上で、その内容に対して質問をしてくれました。
私の気持ちに寄り添って、傾聴し、共感してくれている印象があり、非常に安心感が持てました。
その点に強く惹かれ、「働くならここだ!」と、パートナーに入社を決めました。

正直、内定の段階では「この会社でやれそうか?」という不安はありました。
ですので「入社前までに資格を取っておこう」と思い、大学4年の11月に「ITパスポート」という資格を取りました。
結果的に、ITエンジニアという職業に対し、以前にも増して強い興味・関心が湧きました。
「ITパスポート」はIT全体の概要に関する国家試験なので、それも良かったのだと思います。
Q
東京で働くこと、エンジニアとして働くことに不安はありましたか?
A

エンジニアとして働く「ワクワク感」が大きく、研修では基礎から学ぶことができ、不安はありませんでした。


資格を取ったこともあり、特に不安はありませんでした。当初から県外で働くことが夢でしたから、それなら東京がいいと。
むしろ、社会人として、エンジニアとして働くことに対する「ワクワク感」の方が大きかったです。

また、入社後の4月から6月、研修がしっかりと組み込まれていました。
プログラミングの勉強だけでなく、言葉遣い・ビジネスマナーなど、社会人としての基礎も学びました。
対人コミュニケーションに関しては、それまで仲間内でのLINEが中心でしたので、
「誤字脱字」などを含め、テキストコミュニケーションを見直すことを意識しました。
Q
入社後、携わった業務を教えてください。またご自身として、どのような「課題」があるとお考えですか?
A

自分自身のスケジュールを管理し、後輩などのスケジュール管理の両方ができる働き方が目標


最初の業務は、スマホやタブレット端末のモバイルアプリのテストでした。業務の報告書作成や送信に関するものです。
ただ、誤字脱字のチェックなど、テスト業務は細かな作業が多く、最初は結構苦労しました。
この辺は、私の性格に依るのかもしれませんが(笑)。
その他では、生成AI活用の設計書作成やバグの修正などを担当しています。

現状、プログラミングスキルが足りないことを課題と感じています。
テストや設計書の作成を中心にやってきているので、
アプリの開発業務とか実際のプログラミング業務に携わった経験が少ないのです。
この点を今後、進めていきたいと思っています。

現在、リモートで仕事をしていますが、プログラマーのモデルとして想定している先輩と配属先の上長の方がいます。
二人に共通しているのは、業務のスケジュール管理や後輩のタスク管理を行いながら、
自分の業務であるプログラミングをされていることです。かつ、言葉遣いも非常に丁寧です。
この両方の業務がキチンとできる点に憧れを感じますし、私自身、最終的にそういう仕事振りが出来たら、と思っています。

プログラミングの経験はもちろんですが、自分自身のスケジュールを管理しつつ、
後輩などのスケジュール管理の両方ができるような働き方が目標です。
今後は、それぞれの業務を経験していく必要がありますので、これが当面の課題です。

また、周囲を見回すと、女性のエンジニアが少ないのが実情。
女性の場合、キャリアが変動することがあり、ロールモデルが少ない中、
私なりにそのモデルの一つのパターンを作っていければ、と思っています。
そのためにも、資格の取得が大切。今、Java Goldの資格取得を目指して勉強中です。
Q
最後に、求職者の方に向けて、「メッセージ」をお願いします。
A

男女の差はなく、未経験でも「チャレンジしてみる価値のある仕事」であるのは間違いありません。


IT未経験者でエンジニアになろうかどうか迷っている方に言いたいのは、
「エンジニアは敷居が高いものではない」、そして「チャレンジしてみる価値のある仕事」ということです。

どんな仕事にも言えることですが、合わないことはあります。
しかし、経験しないとわからないことが多々あります。
私も大学時代、Javaなど何も知りませんでした。
だからこそ言えるのですが、実際に触れてみて、「何か」を感じたら、それが「興味・関心」につながり、
「面白い」「ワクワクする」という感情につながっていきます。
それがエンジニアの仕事。経験したことのない人にはぜひ一度、触れてみてほしい世界だと思っています。

男性が多い職場であるのは事実ですが、パートナーでは仕事をする上で、男性・女性の差を感じることはありません。
真面目に仕事することで、男女関係なく評価してくれます。私自身、不安に感じたことは全くありません。
ぜひ女性の方にも、どんどん挑戦してほしいと思っています。

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