九州支社で、エンジニアが情報交換を行う「よもやま会」、新卒者や未経験者がスキルを学ぶ「勉強会」を主宰するのが、エキスパートエンジニアのM.T.さん。
エンジニアが成長していくための取り組みを自ら開催しているM.T.さんに、エンジニアが切磋琢磨しながら学べる環境についてのお話を伺いました。
Q
これまでの経緯と、現在やっているお仕事を教えて下さい。
A

パートナーに入社し、いろいろな業種で深く、幅広い案件を担当。若い人にも教える機会を持てました


私は1972年鹿児島県生まれ。現在51歳で、エンジニア歴は30年近くになります。最初、パソコンに触れたのが中学校の頃、叔父の家にあったパソコンです。進学した高校は新設校で、当時としては珍しいパソコン機器が導入されていました。一気に興味・関心が高まり、パソコン大好き人間になりました(笑)。「将来、プログラマーになりたい」と思うようになったのは自然な流れです。

パートナーに入社するまでは、九州にある幾つかの会社を経験し、派遣先として何度となく上京もしました。そのキャリアの中で多くのシステム開発に関わり、仕事はお客様のサポートから要件定義、業種も小売業から銀行まで、幅広く担当してきました。

パートナーに入ったのは5年前の2018年。理由は、幾多の経験をした中で得た知見を、「若い人に教えたい」という気持ちが抑えきれなかったから。当時、パートナーも若い人に知識やスキル、経験を教えてくれるベテランのエンジニアを求めていました。その意図がよく分かったので、即決でした。お互いのタイミングが非常に良かった。まさにWin-Winの関係でした。

パートナーに入社後、プログラムはもちろん、AI系の案件も担当しました。生産管理システムや直近では金融系のシステム改修など、いろいろな業種や規模で、深く、幅広い案件を担当することができました。仕事内容にも恵まれ、何より若い人に教える機会を持てたことがとても嬉しく、エンジニア冥利に尽きます。
Q
ところで、「よもやま会」とは何ですか?
A

九州のエンジニアを4つのチームに分け、テーマを決めて話し合いを行い、エンジニア同士のコミュニケーションを図っています


「よもやま会」の趣旨は、エンジニア同士のコミュニケーションを図ることです。頻度は月に1回。オンライン形式で、4つのグループに分けて実施しています。「よもやま会」を始めたのは2022年、コロナ禍の最中。当時、メンバーもそれぞれ行く現場や環境が違うなど、一緒に話をする機会が持てませんでした。特に、新入社員たちが不安な思いをしないように、始めました。

コミュニケーションを図るために、本人が「発表」する形で、内容は何でもよく、全員に参加してもらいます。Zoomで40分という時間制限の中、一人ひとりが発表するスタイルです。テーマは、自分の趣味の話でも業務の話でも何でも。自分が関心のあるテーマを通して「説明する力(プレゼンテーション力)」を身につけてもらうことが狙いです。

グループの主催者はこちらで指名してローテーション。主催する立場の力が付き、メンバーに参加してもらうようにする、聞いてもらうようにするなど、リーダーシップを醸成することに役立つと考えています。
Q
「勉強会」の取り組みについても教えて下さい。
A

人は、きっかけがあれば、理解が大きく進みます。内容が腹落ちするので、その後の成長が全然違ってきます


「勉強会」は、未経験の方のために何かできないか、という問題意識から始めました。システムエンジニアは、非常に覚えることが多い職業ですが、何から始めればいいのかよく分からないという人が少なくありません。
自分自身が過去、そのことで非常に苦労してきましたから、若い人に同じ轍は踏ませたくないのです。

成長のきっかけをつかむ前に挫折して辞めてしまう人をたくさん見てきましたから。
教科書をベースとした勉強で記憶しよう、覚えようというところが先行し、「なぜ、これはこうなるのか」というところになかなか行き着きません。「何かに例えること」で理解ができるきっかけになることが多いです。アマゾンの通販とかのユーザーとしての具体的な例えで話をすると、人は想像力が働き、理解が得られ、気づきが生まれます。腹落ちすればモチベーションが高まり、その後の伸びが全然違ってきます。

「勉強会」では、「分からなかったら聞くこと」を勧めています。とにかく「ガンガン聞くこと」。それが許されるのが新人の特権ですし「聞く力」も醸成されるからです。

今年4月以降の「勉強会」の講師は私一人でやってきましたが、新しく入ってきた人たちを加えて開催するようになるとさすがに一人ではキツイです。すると、自ら講師役をやりたいと手を挙げてくれる人が出てきました。これには助かりました(笑)。お互いが、お互いを助け合う。こういう傾向をもっと活発化していきたい。それが地元、九州での活性化につながります。今後はメンバーの声を聴いて、次にやるべき内容を決める予定です。
Q
若手エンジニアに期待していることは何ですか?
A

経験年数や年齢は関係ない。「最善」だと思うものがあれば、どんどんと指摘して欲しい


私のような年長のエンジニアより、若いエンジニアの方が初心者の苦悩や最近の傾向を分かっている部分があります。そうした部分や自分なりに感じたことについて、どんどん他の人にも話をして、共有してほしいと思っています。

日々進歩しているITの世界では、経験年数や年齢は関係ありません。「最善」だと思うものがあれば、若い人達は指摘して欲しい。「よもやま会」も、そうした場として活用してもらえれば、私としても非常に嬉しいです。
Q
最後に、これから入ってくる方に向けてのメッセージをどうぞ!
A

「モノづくり」が好きな人、一緒に活躍してくれる仲間を待っています!


システム開発というのは、形としては見えませんが、システムという「モノづくり」です。エンジニアとして経験したこと、苦労したこと、学習したこと、調べたこと、それらが全て力となります。力が付けば、その積み重ねによって仕事の幅が広がります。その点からも、「モノづくり」が好きな人にはエンジニアは、可能性がどんどんと大きくなる職業と言えます。

九州で、「よもやま会」や「勉強会」をもっともっと充実させて、一緒に活躍してくれる仲間に来ていただけることを、とても楽しみに待っています。

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