F.N.さんは、未経験での中途入社。前職は営業職で、マネジメント経験も有しています。
畑違いのIT業界へとキャリアチェンジを図る中で、Java Goldの資格取得を目指して学習中とのこと。
結婚して小さなお子様がいますが、就業・学習及び家庭を両立させ頑張っています。
今後、ITエンジニアとしてどのようなキャリアプランを描いているのか、具体的なお話を伺いました。
Q
パートナーに中途採用で入社するまで、どのような仕事を経験されたのでしょうか?
A

大学卒業後、3年と期間を決め営業職に。ここではマネジメント業務も経験できました。


出身は大阪府堺市。大学を卒業するまで大阪で過ごしました。
卒業後は大学での専攻(英米語学科)を活かそうと、英会話教室を運営する会社で営業職に就きました。
業務内容は、英会話教室の体験レッスンを個人宅へと営業にいく仕事(訪問販売)。
マネジメントを含め、この業務を3年間勤めました。

実は、入社する時からこの会社での仕事は3年間、と決めていました。
この期間の中で、自分に出来ることをしっかりとやって、経験を積み、次のステップに進もうと考えていたのです。
2年目からは、商業施設内での催事、別の支社に行って育成支援するなどリーダー役もやらせてもらいました。
そして3年が経ち、今まで自分の経験したことのない仕事に就こうと考えていたところ、
顧客から「これからの時代、ITを学ぶことが大切である」という話を聞きました。
その話をきっかけにITに興味を持ち、詳しく調べていく中で、この業界はこれまでとは違った経験のできる世界であり、
さらなる挑戦に相応しい分野であると思いました。

問題は、ITに関して、全くの未経験であるということでした。
そこで、まずは知識を身につけようと、プログラミングスクールに通いました。
期間は2~3カ月ですが、基礎を勉強した後、キャリアアドバイザーから転職先となる候補企業を幾つか紹介してもらいました。
その中で、パートナーとの出会いがあったのです。
Q
パートナーに入社を決めた理由を教えていただけますか?
A

ITエンジニアへとキャリアチェンジを図るに当たり「将来性」があり、信頼できる会社だと判断したからです。


まず、IT業界で長く働きたいということを大前提として考えていました。
そのためには、企業の安定度合いが必要だと。
最終的に5社から内定をもらいましたが、キャリアアドバイザーの方から「将来性」に関する意見を聞いていく中で、
パートナーがベストであると判断し、就職することを決めました。

理由としては、ウイルテックグループ傘下の子会社であり、安定性がありました。
さらに今後、受託開発案件を伸ばしていくという事業戦略をしっかり描いており、
会社として非常に前向きな姿勢を感じ、今後大きく成長していくことができると確信しました。
未経験者へのサポートも手厚く、営業職からITエンジニアへとキャリアチェンジを図るに当たり、
非常に信頼できる会社だと判断しました。実際に入ってみると、営業担当の方を始め、
日常的な気配りを強く感じます。安心して働ける職場だと、改めて実感しましたね。

それと、会社情報をオープンにしている点ですね。
定期的に全社ミーティングが実施され、社長自らが現在の会社の経営状態や今後の経営方針などを、課題と共に具体的に話してくれます。
前職では経営状況に関する話を聞く機会がありませんでしたから、感激しました。

案件先で仕事しているので、日常的に自社が何にどう取り組んでいるのか、知る機会がありません。
その点で、定期的に経営情報を公開してくれるのはとてもありがたいです。
この先、マネジメントを経験したいと考えているので、経営的な視点を身につけることができるという意味でも、
そうした情報を聴けるのは勉強になります。
Q
入社してから現在に至るまで、どのような仕事を経験されてきたのか教えてください。
A

経路図の回収と修正作業、動作確認作業を経験。現在は、プログラミングにも関わっています。


営業の方が配属先をすぐに見つけてくださったこともあり、私の場合は入社後、すぐに、お客様先で働くことになりました。
もちろん、最初からプログラミングを組むような仕事ではありません。
私が担当したのは元々あった経路図の回収と修正作業。これを1か月担当しました。

次の案件は、主にテスト作業を担当しました。
出来上がったシステムにバグがないか、正しく作動するかどうかを確認する作業です。
現場は4名。他社から来た人もいましたが、コミュニケーションなどで特に問題となるようなことはありませんでした。
ここでは、動作確認作業を1年半担当しました。

そして、今年の4月から現在の案件に入り、多少ですが実際にプログラミングに関わる仕事を担当するようになりました。
実は案件に入る際、当初はプログラミングに関わる案件だとは聞いていなかったのですが、
私としては近い将来、プログラミングに関わりたいと思っていたので、前向きにとらえています。
さらにスキルアップするため、Javaの資格勉強もスタートしました。
Q
そうした中での、仕事のやりがいを聞かせてください。
A

しんどい毎日が続いていますが、それを楽しめる自分がいます。この充実感がいい。


未経験で中途入社し、現在3年目。知識やスキルもまだ十分ではありません。
だからこそ、身近の作業の中で、初めて使うツールやサービスに接すること自体が、何よりも楽しく感じます。
「こんな便利なものがあるのか!」と日々発見の毎日。
そんな毎日が楽しく、充実感を覚えます。

もちろん、仕事で分からないことが多く、作業が進まず、その意味ではしんどい毎日が続いています。
ただそれを楽しめる自分がいるのも事実。この充実感が欲しかったんだなと思います。
これは専門性が求められるITエンジニアならではの仕事の特徴ですね。
Q
F.N.さんは、子育てと仕事・学習を両立させながら活躍しています。両立のコツを教えてください。
A

日頃から「やるべきことは平日、土日は休み」と、オンとオフの切り替えを一貫しています。


仕事との両立については、基本的に仕事は平日で収めるようにしています。
資格取得のための自主学習も、全て平日に行っています。
この習慣は、学生時代からのもの。
「やるべきことは平日、土日は休み」と、オンとオフの切り替えを一貫しています。

Java Goldの資格に関しても短期間で考えず、長い目で見ています。
具体的には、通勤時間を利用して電車内で勉強し、平日は子供を寝かせてから1~2時間勉強に充てています。
自分としては1年くらいかけて合格出来たら、と考えています。
Q
将来のキャリアプランを聞かせてください。
A

30代以降は、「人間としての厚み」を獲得し、マネジメントの仕事をやってみたい。


現状では、特に明確になっているわけではありません。
ただ、当初からマネジメント業務はやりたいと思っていました。
前職の時、20代前半で右も左もよくわからずマネジメントを経験しました。
しかし、先輩のマネジャーと比べると、人間としての「厚み」が違うとずっと感じていました。
人としての厚みが違うと、部下への影響力にも大きな違いが出ると思います。
思えば、その先輩は当時30代、40代の人たち。
私がその年代となった時、人間としての「厚み」も含めて、同じようなマネジメントを果たして出来るかどうか。
落ち着いて物事を見て、マネジメントが出来るのか。
その点に、とても興味があります。
だからこそ、マネジメントをぜひやってみたいと思っています。
Q
最後に、ITエンジニアを目指し転職活動中の方たちにメッセージをお願いします!
A

未経験だからこそ、まずは行動してみること。それで、次にどうするかの結論を出すことです。


未経験でご入社される人にとって、分からないことがたくさん出てくるのは間違いありません。
これは頭の隅に置いてほしいと思っています。
仕事とは、そういうものだと割り切ってほしいです。
これがまず1点。

その際、分からないことがあったら、まず聞いてみるのも大切です。
納得できないことがあったら、次は営業担当の方に相談すればいいのです。
最初から何も言わない、何もやらないというのが、一番良くありません。
まずは行動して、話を聞いて、それで合わなかったのなら、仕方ありません。
これも行動した結果なのですから。

特に新卒の方は未経験だからこそ、まずは行動してみること。
私も最初の3年間はとにかく一所懸命に頑張って、
それで次にどうするかの結論を出す、と決めてスタートしましたから。
だからこそ「まずは、行動ありき!」を強調したいですね。

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